オンラインサロン～まる部屋～

死別者のグリーフケアオンラインサロン主宰の佐野まみです。

このホームページをご覧くださりありがとうございます。

ここの辿り着いたということは、大切な人との別れを経験した、大切な家族や友人が死別を経験して落ち込んでいる・・・など、死別の悲しみや不安、悩みを抱えているのではないでしょうか。

私もそのひとりです。

４０歳で最愛の夫を亡くし、このまま一緒に生きていくだろうと当たり前に思っていた未来が突如変わってしまいました。

私の居場所であった相撲部屋も手放し、力士たちとも離れて、１歳の娘を抱えて絶望し途方にくれました。

夫の闘病中から死後３年ほど、自分がどのように過ごしてきたのか、記憶が曖昧な部分もあるほど不安定な時期を過ごし、本当に暗くて長いトンネルの中にいるようでした。

2025年現在、夫の死後6年が経ちます。

この1年ほどで、ようやく自分本来の考え方や性格が戻ってきたように感じています。

気付けば1歳だった娘は7歳になり、コロナ禍が過ぎ、長い時間が経過してようやくです。

大切な人との別れは、誰もがいつか経験することですが、でもなぜか自分に起こると感じられないことのひとつです。

実際に経験してみると、それは本当に言葉では尽くせないほどの大きな喪失で、その現実や悲しみ、不安を一人で受け入れて向き合っていくことはとても辛くしんどいことです。

私自身、これまで家族やたくさんの人に支えられてきました。それでも、この私の本当の悲しみは私にしか分からないという気持ちがあり、それがとてもしんどいことに気付きました。

また、悲しみは、乗り越えようとするから辛くしんどくなります。

私は、「悲しみを受け入れて、悲しみと共に前向きに生きていく」と考えたら気持ちが少し楽になりました。

私と同じような思いを抱える方はきっと多いのではないでしょうか。

日本では「グリーフケア」はまだまだ浸透していません。

「死後」のケアはどうしたらいんだろうか・・・私ができることややりたいことは何だろうかと考えて、このオンラインサロンを作りました。

私自身もこのサロンのメンバーのひとりで、まだまだ気分が落ち込む日も多いですが、日々前向きに生きていきたいと頑張っています。

死別にはさまざまな状況やフェーズがありますが、悲しみや不安を抱える方にとって、少しでも心が癒されて前向きに生きていける、と思える場所になることを心から願っております。

ご不明点やご質問、その他聞きたいことがありましたら、お気軽に「問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。